こんにちは、ねここです。
前回、こちらの記事で
娘に対する性教育について、
少しづつ始めていることを書きました。
そして、しばらくは進んでいなかったのですが、
先日、
その先を話すタイミングが来たんです。
突然のタイミング来訪で
実はちょっと緊張しましたが、
言いたかったことは
娘には伝わったようです。
よかった。
なので、
私のように性の話をどのようにするか
迷われている方の少しでも参考になれば、
と思い、体験談を書いていきますね。
性教育はいつからするの?と悩み、のじまなみさんの本に出合う
(前回のはなしとダブりますが、ちょっと触れさせてくださいね。)
我が家の長女は
歳の割にカラダの成長が早かったんです。
なので、
娘が7歳後半に差し掛かって、
『性教育って家庭でどう教えるの?』
と、真剣に考えるようになりました。
そして調べていく中で
一冊の本に出合います。
『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』
のじまなみ著
何度も読みました。
また、以前友達に進めてもらった
子供むけのえほんも買っておきました。
『せっくすのえほん』
みずのつきこ著
具体的な話以外は伝えていた。でも核心には触れず。
体にはプライベートな大切な場所がある、
という事を伝えること。
その場所を、
水着ゾーン
と呼び、
大切な場所であることを徹底して教える。
まず、これを意識して
日常の中で、折にふれて
お話をしていました。
おまたには、
大切な3つの穴があることも
お話ししていました。
そして、
精子と卵子が出会って、という理屈を
学校でも習い、家でも話をします。
『でも、不思議だねー、なんで
精子と卵子が自然に出会うのか分からない。』
と、言っていた時期もありましたが、
その時は、私の方が準備不足で
説明してあげられず…。
もー、ヘタレな私。
でも、これだけは言おう!と
本の中の
のじまなみさんの言葉を思い返して
言いました。
『いい質問だね!調べておくね。』と。
が、その後、なかなかその質問が来ることはなく
今までペンディングに。。。
タイミングは長女帰宅後の自宅にて。
話すタイミングが来たのは、つい先日。
長女は5年生です。
学校が終わって、
次女より長女の方が帰宅が早かった日の、
自宅で、でした。
テレビをつけると、
まだ10代の子が、1人きりで
新生児をトイレで産んだニュースをやってたんです。
それを見た長女、
『どうして病院に行かないのかな?』
とつぶやいたんです。
そこで、
今が話すタイミングだ、と思いました。
話した流れは?のじまなみさんの本を何度も読んで実践!
わたし『なんで病院に行かなかったと思う?』
と、問いかけます。
長女『あかちゃんが出来たことを相談できなかったか、
自分でも気づいてなかったから。』
わたし『真実はわからないよね。でも、どちらかの可能性もあるよね。』
続けるわたし。
わたし『赤ちゃんって、精子と卵子が出会って赤ちゃんになるでしょう。
どうやって出会うかわかる?』
長女『あ、、、実は、お母さんが隠してた
本を見たから、ちょっとは知ったかも…。』
さすが!長女です、期待通り(^^♪
こっそり見つけて読んでくれたらいいな、と
思って、えほんを分かり易いところに
隠していたんです(^^)
いろんなところを漁って、
なんでも見つける習慣があることを知っていたから、
わかりやすーいとこに隠しておいて、大正解!
そうなると、話は早いです。
その
『せっくすのおはなし』のえほんを持ってきて、
一緒に読みます。
具体的な説明もある上で、
やさしいかわいいタッチで
描かれているので、
わたしも長女も恥ずかしがらずに
一緒に読めます。
で、
隠さず、全部を伝えました。
わたし『ここにこれを・・・』
と具体的に。
(読んで気分を害す方がいたら、すみません)
えほんを1度は読んている長女ですが、
わたしから具体的に聞くと、
かなりビックリしてます。
やはり、最初は衝撃なんですね。
長女『おとうさんもおかあさんも…?』
と聞くので、ハッキリ答えます。
わたし『そうだよ。そして長女と次女が
産まれて来てくれたんだよ。』
と。
興味を持って聞いてくれているのが
わかります。
大切なのは、
ひるまず恥ずかしがらず、
【たいせつな話だから、さも当然】の顔で
話します。
わたし『きちんと性のお話をするのは、
長女の体と心を守りたいからだよ。
大切なことだから、覚えておいてね。』
その他にも、
わたし『自分が子供のうちに、赤ちゃんができたら、
だれが育てていくの?
それに、将来の夢はどうなるの?』
と、わたしとむすめで一緒に色々と考えます。
わたし『これからもっと大きくなって
好きな人が出来たら、あなたにとって
身近な話しになるからね。
そういう時にコンドームというものあるから
覚えておいてね。』
とつっこんだ話もしました。
中盤の興味深々の態度から変わって、
後半は、
ちょっと、長くなったからか、
色々伝え過ぎたからか、
聞き役になる長女。
私『水着ゾーンのことでわからないことがあったら、
学校で話すんじゃなくて、
いつでもお母さんに聞いてね。』
と締めくくりました。
長女『うん、わかった。』
と最後は
あっさり回答。
気になるのは、娘の反応。どう反応した?
最初から中盤までは、
興味ある感じで
話を聞いてくれて、
質問もしてくれました。
一緒によんだ『せっくすのえほん』は
具体的ながらも
本当にかわいらしく、明るく描いてあるので、
楽しんで一緒に読めました。
後半は、ちょっと、難しかったのかな?
それとも、一気にはれたモヤモヤと当時に、
(おとうさんとおかあさんが…)
という、
消化しきれない気持ちもあったんだとは思います。
これは、今後も積み重ねて一段ずつ登っていくしかない
と思います。
話している時に気を付けたことと、反省点
気を付けた点としては、
【タブーな話をしている、というダーク感を消す!】
ということです。
タブー感を出すと、
今後こういう話を切り出してくれなくなるかもしれないから。
とにかく
【明るく!!】
話しました。
そして、
教えることも知ることも
当然だし、大切なことなんだ。
という雰囲気を醸し出して(出せてただろうか…?)
伝えるように心がけました。
反省点としては、
避妊具の話は次の折でもよかったかな?
と思いました。
避妊具についても伝える必要はありますが、
同時でない方がいいと思いました。
1度に色々と伝え過ぎたかもしれません。
【まとめ】お母さん!防犯のせっくすも避妊も、学校では教えてくれませんよ!
まとめが、
のじまなみさんの本のタイトルのままに
なってしまいましたが…。
本当にこれに尽きます。
日本では、びっくりするくらい性教育が遅れています。
中学生の学習指導要領では、まさかの
“妊娠の経過は取り扱わないものとする”という指導方針があるんです。
だから肝心なところを教えてくれません。
学校の先生方はやれる範囲で一生懸命やってくださいますが、
国の教育方針に逆らうことはできないのが現状です。
高校生になると取り扱う部分もでてきますが、
高校生ではもう遅すぎです。
我が家は、女の子だったので、
女の子に対しての目線からのお話しになりましたが、
男の子のお母さんにも
ぜひ読んでいただきたいです。
我が子に、あなたは大切な存在である、ことを伝えるために。
大切な我が子と、その我が子が好きになるお相手のために。
学校に頼らず、
早めにおうちで
性教育を親子で一緒に学んでいきましょう。
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